少し賢くなったプロッター

「少し賢くなったプロッター」つづき

 

モーター選び

 

選定に残っている2種のモーター

 

2番のモーター

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3番のモーター

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前回の選定で残った2つの内どちらか1つを選んで行きます。

 

それに向けて実際に使うスライダーに取り付けて見ました。

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フレーム

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テーブル

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その他の変更はシャフトとネジロッドの長さが変っているだけです。

 

選定基準はスピード、トルク、発熱の3点

 

スピード対決

6vでどこまで回せるかを見ていきます。

 

2番のモーター


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600ppsはクリア出来ましたが700ppsで脱調しています。

 

3番のモーター


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こちらは500ppsはクリア出来ましたが600ppsで脱調しています。

 

結果 スピードでは2番のモーターが優れています。

 

実験では台形駆動でもトライしています。

2番のモーターは1000ppsをもクリア 3番のモーターで600ppsをクリア

台形駆動の恩恵を2番のモーターはより受けている感じがします。(形状に起因しているのかな?)

 

トルク対決

一粒5gのウエイトを20個、1本(100g)にまとめこれを何本持ち上げるかで見ていきます。

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実験用に合わせて作ったリフト

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2番のモーター


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3本(300g)で脱調しています。4本(400g)では全く持ち上がりません。

 

3番のモーター


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5本(500g)で脱調しています。

試しに6.5vにすると脱調せず持ち上がりました。

 

結果 トルクでは3番のモーターが優れています。

 

発熱については今回は6vで行ったのでどちらもそれほど高温にはならず問題なしです。

 

目標にしていた「次は普通の木が切削できる位の本体(ハード面)へとバージョンアップを試みたいと思います。」にはトルクがより重要になると判断して

 

結果発表

総合的に見て3番のモーターを使うことにします。

 

現行使っているスライダーに比べトルクがあるのでz軸も縦方向に配置可能だと思います。(現行使っているスライダーでのトルク試験は1本で脱調)

 

次はデザインを考えていきたいと思います。

門型、XY軸テーブル型、または他のタイプにするか楽しみ!

 

次回、進展しましたらまた更新します。