「少し賢くなったプロッター」つづき
注文していたステッピングモーターが届きました。
更にもう一種類追加して4種類、届いています。
左から
モーター径 抵抗 ピニオン
15mm 14.7Ω 15歯
15mm 6.6Ω 12歯
20mm 18.8Ω 14歯
15mm 30Ω 16歯
ステップ角は全て18度
ステッピングモーターをそれぞれ実験用のスライダーに取り付けて見ました。
カプリングをモーターに合わせて4種類作成。モーターマウントは3番目の20㎜径のモーターだけ取り付け幅が違うがその他は共通です。
モーター選びの実験の様子
実験しやすいように電圧、電流計を繋いでいます。(今まではテスターでいちいち計っていました。)
1番のモーター
画像の電圧、電流で400ppsで回してみましたがクリア
続いて500ppsでトライ 残念ながら脱調してしまいます。
電圧を7vで再挑戦 7vなら500ppsを回し切ります。
2番のモーター
このモーターは抵抗が6.6Ωと低く1.5Aも流れるので電流制限をして0.5Aにトリムで調整
電圧6v、電流0.5Aで400ppsで回してみましたが楽々クリア
続いて500ppsでトライ こちらもクリア
電圧7vなら600ppsを回し切ります。
3番のモーター
このモーターだけ20㎜径と一回り大きいです。(一番期待していたモーター)
画像の電圧、電流で400ppsで回してみましたがクリア
続いて500ppsでトライ こちらもクリア
ただ、600ppsを回すには7.5vまで上げないといけない。
4番のモーター
抵抗が30Ωと高めです。
画像の電圧、電流で400ppsで回してみましたがクリア(ギリギリな感じ)
続いて500ppsでトライ 当然の様に脱調してしまいます。
7.5vまで上げると500ppsを回し切ります。
今現在、使っているスライダー
画像の電圧、電流で600ppsを難なく回します。
モーター径10mmと小さいのに流石にメーカー製
一番最初に買ったスライダー
モーター径15mmネジピッチ0.4㎜
画像の電圧、電流で600ppsを難なく回します。
700ppsならこの電圧、電流でも大丈夫
モーター選定
実験結果から
最高400ppsで回すとしたらネジピッチ0.5mmだとF換算600とまあまあ使い物になる範囲だと思います。(最低でもこの位のスピードが欲しい)
余裕を見て、2番と3番のモーターのどちらかに決めようかな。
次は実働用のスライダーを作って更に試験して作り込んで行きたいと思います。
気になる点
今現在、使っているスライダー 実は8vで駆動しています。
負荷が掛かるとこの位の電圧が無いと脱調してしまい一寸モーターに無理を強いています。流石に8v掛けると発熱量もすごく熱くて触れません。おまけにフレームが金属でヒートシンクの役目も果たして居るのに・・・
唯一救いが有るとすればピッチが6分の1と負荷が軽い
実験中にも電圧を上げて回すときは真夏のチョコレート見たいにモーターマウントがフニャフニャになっていました。
熱との戦いになる予感がする。
また、更新します。