「少し賢くなったプロッター」つづき
新スピンドルモーター搭載のフライスが完成しました。
予告通りスピンドルモーターは完全固定でxyz軸の全てワーク側で移動します。
右から
前から
左から
後から
今回も3dプリンターでジョイントを作ってエンドミルを取り付けています。
到着時に12vで動作確認していたのですが芯ブレには気づかなかったです。24vで回してみると振動が酷くコレットチャックをよく見ると歪んでいるではないですか・・・
中国発送なので前回に続き泣き寝入りです。
まあ、3dプリンターで簡単に作れるからですが。3dプリンター最高
新フライスで作った主な部品
モーターマウント
どんなに重いモーターでも対応できる。
z軸のスライダー
z軸なのでストロークをこんなに長くする必要はなかったかも
ボールベアリングで両サイドから挟み込んで固定
これにz軸のテーブルをはめ込みます。
z軸のテーブル
この上にý軸x軸を組み上げて前後に移動
Ⅴ字の部分とベアリングが接してスライド
向こう側にも4個のベアリング 計8個のベアリングで支えています。
一応、今回のはプロトタイプでもっと剛性を上げていく予定
試し彫り
前回切削した
サイズ 星の対角約24mm 高さ6mm
切削ピッチ、切込ピッチは共に0.4㎜ F200
切削時間約1時間45分
を
新スピンドルモーター搭載のフライスで切削してみました。
切削の結果
全く同じGコードで切削
切込ピッチ0.4㎜の段差もくっきり
今回と前回の比較
スピンドルモーターでこんなに違うとは驚きです。(同じ材料です。)
切削の様子
ポケット除去
スキャロップ
今回の新フライスでいかにスピンドルモーターが大事かよくわかりました。
回転が高いおかげでエンドミルのよれよれ感も無くなり切削音も心地よいです。
どれくらい回転数が上がったのかが知りたい。(回転計が欲しい)
次はアルミです。
アルミに向けて剛性、スライドの遊びなどもっと詰めれそうなのでもう少し木を切削しながら調整していきたいと思います。
本丸のアルミの切削はお正月のお楽しみに取っておきます。
また、更新します。