「少し賢くなったプロッター」つづき
前回掲げた目標
「プログラムを見直して絶対に偶然に重なることが無いようにする。」
少々手間取りましたが、何とかクリア出来ました。
悩みに悩んで最終的に辿り着いた方法は、逆転の発想で必ず同時に信号を送るでした。
送る反転信号自体、LとRにタイミングのずれを持たして同時に入っても絶対に重ならないようにしました。ここで重要なのがLとRの関係性です。信号長にずれが生じないようにGコードが1行終了ごとにLとRの信号が同じ長さになるように短い方にダミー信号を追加して常に次のスタートラインが同じになる様にプログラムを改造しました。
ランプタイプ らせん
表面仕上げ スキャロップ
切削完了
結果
上手く行きました。
走査線とスキャロップのGコードの違い
9393行まではランプタイプ らせん切削で同じですが、残り走査線仕上げでは約5000行で終了。残りスキャロップ仕上げでは11500行とまだまだです。
ただ、切削時間にそれほどの差は有りません。
ランプタイプ らせん→走査線 2時間20分
ランプタイプ らせん→スキャロップ 2時間30分
切削時間に大きく影響するのはランプタイプ らせんの所でý軸、z軸の切り替えが響いています。
時間短縮に挑戦
ランプタイプ 切り込み→走査線 切削時間50分に大幅短縮
F200→F400に変更
仕上げは荒いですがそれなりに切削出来ました。
今回の改造(ソフト面)である程度のモデリングが切削できる様になったので次は普通の木が切削できる位の本体(ハード面)へとバージョンアップを試みたいと思います。
では、また。