「少し賢くなったプロッター」つづき
以前、紹介した新しいフライス(定番の門型)がやっと完成しました。
11月中旬入荷予定のステッピングモーターが遅れて届きました。
その後スピンドルモーターも載せ替えるのが面倒なので注文していました。
ただ、今回届いたスピンドルモーター(チャック付き)のチャックの芯ブレが酷く、使い物にならなかったので3dプリンターでジョイントを作っています。
チャックの代わりにジョイントで接続
何とか使えています。
完成したこのフライスで
前回のコメント「次は今までの様な無機質なものでは無く、人物像的な物をモデリングしてみようかな。」
なのでネット上に公開されていたSwanを切削してみました。
入手先 https://www.turbosquid.com/Search/3D-Models/free/relief
切削方法はいつもと同じでポケット除去 走査線で切削
ダウンロードしたobjファイルをFusion 360に挿入
メッシュを挿入 ただそのままではサイズが大きいのでサイズの変更 修正から尺度 0.04で縮小しました。
新フライスの動きを調節しながら3回目でやっとこさ
切削が完了
縦 約42mm 横 約29mm
画像では見にくいのですが薄らと羽の模様も切削出来ています。
時間短縮のため切削ピッチ、切込ピッチともに0.5㎜ F200
ポケット除去 1時間35分
走査線 30分
今回はじめて細かい模様の切削に挑戦しましたが、特に走査線の切削が複雑な動きをして止まっては動きを繰り返して30分以上掛かりました。(よくゴール出来たなぁと感心感心)
このモデルを木で切削するとなると倍くらいの時間が掛かるのではないかなと思います。(木ならもっと鮮明に模様が現れると思うのですが見張って無いとエンドミルがあらぬ方向に進むことがあるので・・・ ただ、4時間は長い)
新しいフライス(定番の門型)の動きはとても滑らかで剛性もありひょっとしたらアルミ位なら削れるかもと思わせてくれます。
極、簡単なモデルで試してみようかな。
乞うご期待!
それから、巨大(自分ではそう思っている)スピンドルモーター用の新しいフライスの構想が着々と進んでいます。
スピンドルモーターの水平移動をもすら超えて完全固定で行きます。
こちらも
乞うご期待!
ではまた、