「少し賢くなったプロッター」つづき
コーヒーブレイク
チョット面白い物を作ってみました。
森永 ガトーショコラのパッケージからレーザー加工機でジグソーパズルを切り抜いて見ました。
12ピースと少なめですが、アプリでマクロ風のプログラムを組んだので幾らでも増やせます。 縦、何ピース 横、何ピースと入力するだけ(ただ、手持ちの加工機では16ピースが限界ですが)
パッケージから切り抜いた所
バラバラになったパズル
ここから組み立てて
完成
初めてジグソーパズルを組み立てた
12ピースでキィーィとなったので自分には向いていないかも。
抜いてる様子
各ライン5パス要るので約16分掛かりました。(動画は2分に短縮)
遊びはここまで
ここからは例のやつをやっていきます。
「星に願いを」をもじって「星をアルミに」
前回のコメント
「通しで印刷するとなると16時間半、チョット印刷してみようとは思えない加工時間です。
せめて半分の8時間位になる様にモデリング、切削方法を更に詰めていきます。」
モデリング、切削方法を詰めに詰めて2時間半にまで短縮出来ました。
モデルを80パーセントの大きさに縮小して体積で約半分にしています。
どんどん小さくなった星
ただ、これだけで約5分の1の切削時間にはなりません。
疑問に思っていた負荷に応じての切削速度(これこそ核心)
あれからFusion 360をいじくりまわしてやっとそれらしい設定を見つけました。
それは送り最適化です。
ここを設定して劇的に切削時間の短縮が可能となりました。(当然でしょうと聞こえてきそう)
負荷のかかる所は自動で遅くなるのでF50からF100に速度を倍に設定、また切削ピッチも0.05㎜から0.1mmに変更、切込ピッチは0.05mmで変更なし
送り最適化にチェック
ポケット除去のシミュレーション
前回と違い薄っすらとモデルが見える
スキャロップ
こちらも送り最適化で切削
切削の様子
誤動作でý軸とz軸が入れ替わってしまい緊急停止させました。
この後、連続で失敗しています。エンドミルも1本折ってしまいました。
こちらが星形を切削出来たアルミの部材
結局、4回目の切削で最後まで到達出来ました。動画なし
写真で拡大してしまうと出来は悪いですが、実物はそこそこ見れます。(大変だった分ひいき目が激しい)
壁にぶち当たる度にスキルが上がっていく自分
ただココも遊びでしたね!
また、何か考えよと
またね