少し賢くなったプロッター

 

 

「少し賢くなったプロッター」つづき

 

コーヒーブレイク

チョット面白い物を作ってみました。

 

森永 ガトーショコラのパッケージからレーザー加工機でジグソーパズルを切り抜いて見ました。

 

12ピースと少なめですが、アプリでマクロ風のプログラムを組んだので幾らでも増やせます。 縦、何ピース 横、何ピースと入力するだけ(ただ、手持ちの加工機では16ピースが限界ですが)

 

パッケージから切り抜いた所

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バラバラになったパズル

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ここから組み立てて

 

完成

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初めてジグソーパズルを組み立てた

12ピースでキィーィとなったので自分には向いていないかも。

 

抜いてる様子


www.youtube.com

各ライン5パス要るので約16分掛かりました。(動画は2分に短縮)

 

遊びはここまで

 

ここからは例のやつをやっていきます。

「星に願いを」をもじって「星をアルミに」

 

前回のコメント

「通しで印刷するとなると16時間半、チョット印刷してみようとは思えない加工時間です。

せめて半分の8時間位になる様にモデリング、切削方法を更に詰めていきます。」

 

モデリング、切削方法を詰めに詰めて2時間半にまで短縮出来ました。

 

モデルを80パーセントの大きさに縮小して体積で約半分にしています。

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どんどん小さくなった星

ただ、これだけで約5分の1の切削時間にはなりません。

 

疑問に思っていた負荷に応じての切削速度(これこそ核心)

あれからFusion 360をいじくりまわしてやっとそれらしい設定を見つけました。

それは送り最適化です。

 

ここを設定して劇的に切削時間の短縮が可能となりました。(当然でしょうと聞こえてきそう)

負荷のかかる所は自動で遅くなるのでF50からF100に速度を倍に設定、また切削ピッチも0.05㎜から0.1mmに変更、切込ピッチは0.05mmで変更なし

 

送り最適化にチェック

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ポケット除去のシミュレーション

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前回と違い薄っすらとモデルが見える

 

スキャロップ

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こちらも送り最適化で切削

 

切削の様子


www.youtube.com

誤動作でý軸とz軸が入れ替わってしまい緊急停止させました。

この後、連続で失敗しています。エンドミルも1本折ってしまいました。

 

こちらが星形を切削出来たアルミの部材

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結局、4回目の切削で最後まで到達出来ました。動画なし

 

写真で拡大してしまうと出来は悪いですが、実物はそこそこ見れます。(大変だった分ひいき目が激しい)

 

壁にぶち当たる度にスキルが上がっていく自分

 

ただココも遊びでしたね!

 

また、何か考えよと

 

またね