「少し賢くなったプロッター」つづき
チョットだけ複雑な3dモデルに対応出来ました。
前回の投稿からFusion 360をいじり倒してほんの少しだけ設定など出来る様になり、☆型のモデルが削り出し可能になりました。
ここまで来るのに何十回も切削しては設定を見直してを繰り返しています。
一番の難問はやはりý軸、z軸の切り替えで、プログラム上では問題なさそう(自分でそう思っているだけかも)なんですが突然反転したりz軸の送り量が正確で無いなどお手上げ状態です。
一寸姑息な手段ですが設定で何とか回避する様にできる限り単純な動きをするパラメータで乗り切りました。
3Dポケット除去
ランプタイプ らせん → 切り込み
このらせんの所でとても複雑な動きをするので誤動作連発
進入動作の数値を全て0mmに変更
この2点を変更することで3Dポケット除去は上手くクリアできました。
スキャロップ
こちらもý軸、z軸の切り替えは頻繁に行われているのですがなぜか問題なく動作します。(実際はずれているかも分かりませんがそれなりに山谷が切削出来ています。)
今後の目標はFusion 360が作り出す複雑なGコードでも動く様にプログラムを見直していきたいと思います。
モデリングした星型
ポケット除去の設定画面
ポケット除去のシミュレーション
スキャロップのシミュレーション
切削が完了した☆型
Gコード5825行、切削時間44分
切削の様子
切り込みピッチ0.5mm、切削ピッチ0.5㎜で行っています。
両方1mmでも行けそうな気がします。時間短縮出来そう。
切削直後
時間を掛けているので山谷がとってもスムーズ
これだけと思われるかもしれませんが、今回のトライでとっても勉強になりました。
次回、進展しましたらまた更新します。